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大阪での生活も板についてきました。ますます忙しい旦那をもつお気楽主婦の徒然日記。旦那との思い出帳、たま~に着物。お気に召すままに。夫婦の写真をアトランダムに盛り込んでます。


by smughetto
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<   2011年 05月 ( 5 )   > この月の画像一覧

お嫁入り

作品展4日目のお昼頃、
うれしいお客さんがありました。

京都染匠ひとしほさんとその仲間
くぼっちさんとオカリナさんです。

「みんなで行こう!」というひとしほさんの音頭に始まり、
大阪・京都から“岡山弾丸ツアー”と称して
横殴りの雨の中ひとしほさんの運転であそびにきてくれました。

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実は箱好きと今回カミングアウトしたくぼっちさんも、
ことごとく“ナルセさん”に先約されてたオカリナさんも、
職人の目を光らす(?笑)ひとしほさんも、
ひとつひとつ見て触って開けて閉めて...


木の肌触りが気持ちよかったようでスリスリ触り較べては
「これがいい~」って病み付きになってたり、
蓋や引き出しを開けるとふわっと広がる木の香りまで楽しんでくれた模様。

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ギャラリー中がいろいろな木の香りに包まれていました。


お昼は隣のカフェでプレートランチ+タルトセット。
サラダバイキング付き。
そうこうしてると祖母のところから駆けつけた母がご挨拶。
弟も紹介してなんか懐かしいこの感じ☆


それぞれお気に入りを見つけられました。
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ミニ階段飾り棚。献保梨。

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こちらとデザイン違い。
今からなにを飾ろうか楽しみにしてくださっているようです♪


オカリナさん曰く、木の“大胆な”飾り台。
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こだわりのオカリナ邸の玄関に鎮座予定だそうです。
中国茶講座の生徒さん達の目に留まってくれると思うとわくわくします♪
白木の台。肥松。


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松の台。扇形。


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お花好きのお母さまに贈られるそうです。
手のひらサイズの花台。栃。漆塗り。


オカリナさんがさっそく日記に書いてくださって、
「丁寧に作られた作品がこんなにも沢山..どんなに時間がかかったことだろう。
使われている木もひとつひとつ長い年月をかけて育ち集められたものですから、
お迎えしたら大事にします。」と。ありがとう。

2時間くらいの滞在で結局
どこにも寄らずに帰られたとか。

ひとしほさんはじめ貴重な休日を
本当にありがとうございました。

続く。
by smughetto | 2011-05-26 19:11 | 父の甲子園

開幕!

「緊張する?」「緊張するねー。」

いよいよ作品が世に出る朝。
その気持ちは如何に。

そんな中、母が祖母に電話をしてみると通じません。
「ちょっと見に行ってくれない。」
父と妹が向かいました。
私は母とギャラリーへ。

まもなくして「おばあちゃん無事確保v」のメール。
ほっ。ようやく開放されて最後の支度に慌しくしていると
オープン間近宅配やさんが綺麗なお花を届けてくれました。

「まぁ~!」母うれしいやら驚くやら。

その後も次々に届けられ...
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10時。開催時間ぴったり。
隊友会の方がお祝いに来てくださいました。
「お客さま第一号です。」「それを目指して参りました。」
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父の木工仲間であり
歴史と(偶然母の高校の)生物の先生コンビ。
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河原に打ち上げられていた欅の流木に興味津々。
人が向き合って酒を酌み交わしている姿にも見えるとか。     
                   

母の元職場仲間も、ご近所さんも、
友達や家族と連れ立ってわいわいとやってきました。

祖母にも晴れ舞台を見てもらいました。

防衛大学1期先輩&釣り仲間のGちゃんは奥さまと仲良くいらっしゃいました。
3期先輩Yさんはひとり静かに何周もして奥さまの言いつけ通り
お気に入りをひとつ見つけていかれました。
(ちなみに防衛大では“1期違えば虫けら同然、3期違えば王様と乞食”)
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母の和裁仲間がお手製着物で華を添えてくれました。
カフェのお客さんも
「たのしい~♪」「これ可愛い!」「こんなの好き~」って
わくわくしながら見て回っているのが伝わってきました。

前もって案内状を手にとり「ぜひ来たかったんです♪」と
この日を待ってわざわざ足を運んでくれる方も多数おられて..。

ひとつひとつ木もデザインも仕組みも違う額。
細部にまでこだわった自慢の額です。
それに合わせて厳選した旦那撮影の写真の数々。
写真もたくさん誉めていただきました。洋介x雄介のコラボは大好評!
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そんなこんなではじまりました。
「猿の木遣い、山渡り」展。
父の甲子園の開幕です!
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続く。
by smughetto | 2011-05-22 08:26 | 父の甲子園

思い出ぎっしり60㎡

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妹も倉敷から駆けつけました。
車2台分のダンボールをギャラリーに運び込むところから始まりました。
父と母は庭の草木や流木などを取りにもう一往復。

母によってひとつひとつ丁寧に包まれた作品をとりだしていき...
自由に使っていいという空間とディスプレイ台を前になにから手をつけていいのやら。
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ここでこの道専門の妹が力を発揮しました。
「入ってきて一番に目が行くのが奥だから...
人の導線がこうだから...目線がどうのこうの...」
100円ショップで買ってきた布やゴザを作品が引き立つようステキにアレンジ。
お花やさん歴も長い彼女は庭の草花も繊細に飾るんだ。
すごー。ここはプロにまかせよう。
感心しつつも人のやることには口を出したくなるもので。
父は作品を眺めて最後の点検。うろうろ。

お昼は、前日山で獲ったという筍と蕨の母の散らし寿司。
裏の桃畑を眺めながらピクニック気分で外でのどかに食べました。

さて!今日中に終わらせるんだよね。
無造作にぎっしり並べられた作品に途方にくれてしまいます。

が、最後は母がやってくれました。

口を開くことなくむすっとした表情で下を向き黙々と
あっちにこっちにひとりで作品を移動させて
見事に完成させました。底力!です。

普段は“風呂台”だの“こたつモドキ”だのと
いちゃもんばかりつけている母ですが、

「猫がツバメをくわえて得意げに帰ってくるでしょ。
お父さんも新しい作品ができたら作業場から大切そうに抱えて帰ってくるの。
いつも見てるもん。」

        ::   ::    ::

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今回のテーマ。「猿の木遣い、山渡り」
妹の案でこの日の為に彫りました。
猿の顔だけ漆を塗ったのは賛否両論。

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30年前青森の下北試験場で30型ロケットの試験射撃の研修の際、
お土産に買った猿の置物を模したもの。
作品展2日目朝に出来上がりました。

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吉井川の下流、瀬戸内海に入るところに流れ着いているのを
釣りの際見つける。後日チェンソーと弟を連れ再び訪れ、
ジープに積める長さに切り分け持ち帰った。
弟曰く、水を吸ってすごい重さだったという。


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作品に使った素木の展示コーナー。
台もお手製。母に野戦場の手術台と言われて・・。


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《上》20年くらい前に庭のあけびの蔓で編んだかご。
《下》宮城県名取川の埋木。
仙台、第二特科群勤務のある休日、部下より電話がかかってきて、
「群長!いい木が岸辺に露出してますよ!」
2人でチェンソーを持って取りに行き4つに切り分けたものの水を含んで一つ
3-40kgという重さを5階の部屋まではぁはぁ言いながら往復し運んでもらった。

(埋木:倒木が火山灰などで何千万年何億万年もの間地中に埋もれていたものが
最近になって表面に出てきたものでもっと埋もれていたら炭になったであろう。)

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《テーブル部分》「村の鎮守の八幡様」横の小学校庭の大きな椋の木。
むかしはその洞の中に入って遊んだがある日枯れて切られていたので、
区長さんにお願いして分けてもらった。
《脚》北海道千歳、第一特科団勤務の頃、演習場整備で槐(エンジュ)の木
が切られているといつも婦人自衛官が知らせてくれた。(槐:北海道産の木。)

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扉を開けると、猿と恵比寿さまがお迎えします。
《額》仙台のお寺の敷居か天井かに使われていた古木を改修の際分けてもらった。
おそらく朴の木(ホオノキ)ではないか。網代(アジロ)彫りに挑戦。
《恵比寿さま》
大漁祈願に彫ったもの。
母にあそびで麦わら帽子をかぶせられカールおじさん風に変身。
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                                旦那撮影でこんなことに..


とまぁ、この数十年間、日本各地で集めてきた木々。
引越しのたびに貴重品扱いで運ばれ、
時に引越トラックで長距離ドライブ、
時に北海道-本州間をフェリーに乗せられて、
今まで家族にはなおざりにされていた(かもしれない)父の宝物が
今こうして日の目を見ようとしているのでした。

続く。
by smughetto | 2011-05-21 06:10 | 父の甲子園

今日は搬入日。

いよいよ明日に迫ってきました。
父の初個展。初作品展。


一昨日まで準備やらなにやらで気持ちが焦っていたけれど、
夕方ごろ、ふと目処が付いて、急にどきどきしてきました。

さらに今までのことが走馬灯のように蘇って..
テレビに流れる、冷やし中華~はじめました~♪、にまでじんとしたりして..

いかんいかん、感慨に耽るのはすべてが終わってから!

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案内状を受け取ってくれたみなさん、
温かいお言葉をくださったみなさん、
そして遠くから足を運んでくれようとしているみなさん、
本当にありがとうございます。

『猿の木遣い、山渡り』
2011年5月19日(木)~24日(火)
"Cafe du Grace(カフェ・ド・グラス)"

それでは今から岡山に行ってきます。

どきどきです。
by smughetto | 2011-05-18 07:03 | 父の甲子園

お社お披露目

4月21日は弘法大師誕生の日。
岡山の弓削というところでは毎年その日に村中のお大師様を巡り、
子供たちはお菓子をもらってお接待をいただくという古くから伝わる
村の大きな行事があります。

2011年4月21日、
弓削で初おめみえになったお社(やしろ)がありました。
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:: :: ::

そもそもの話は、祖母の家の隣のおばちゃんが
少なくとも70年以上はそこにあるお社が崩れそうになっていて
次のお大師さんまでになんとかならないかと困っていたところ、
「それならお父さんが建て替えてあげましょう♪」と母が引き受け
てきたことから始まります。

2月、岡山に帰ったとき。
父から最後の組み立て作業を手伝ってほしいと言われました。
外は極寒強風、心の中で泣きながらしごと場に着いていきました。
:: :: :: :: ::

まずは考えた図案に沿って削った木材を
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組み立て
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かと思ったらすべてばらし
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細部の調整
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木を削るすさまじい音に隣のおばちゃんが心配そうに見にきました。
「お大師さんの日まででいいからよぉ。」

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ほぼできました。
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どれどれ
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猫も出来映えを見にきました。
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最後の難関、石の屋根は、
反対隣からトラクターをかりて載せて無事クリア!完成です。
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ビフォアー&アフター。
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4月20日お大師さん前日、
‘明日は社の戸は開くだろうか’となんとなくそわそわしていると
お隣のおばちゃんから明日は夫婦で来てね、と。
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その日の様子はというと、
弓削のおばあちゃんたちの間で話題騒然となり、
話を引き受けてきた母もほっと胸を撫で下ろし、
ほっこりのどかな鼻歌まじりの一日になったようです。
by smughetto | 2011-05-01 07:30 | 父の甲子園