京都で源氏香体験
2010年 10月 02日
NHK「美の壺」で見て以来、
雅な世界に憧れを抱いていた香道。
前日まで雨の確率100%で
着物は諦めていたのですが、
朝予報を見ると曇りのち晴れ!
慌てて着物を箪笥から出ししつけをとり、
マネキンから補正着や襦袢を外し、
コーデを考えてる暇もなくバタバタ準備。
初卸しの紬と帯にドキドキしながら
なんとか家を出ることができました。
丸太町駅で待ち合わせをして
ランチスポットに移動♪
炭火焼京野菜『ツキトカゲ』で他のメンバーと合流。
皆着物でうきうきの雰囲気♪
店員さんも心なしか嬉しそう。
汗だくの私たちに奥から扇風機を出してきてくれました。
ランチメニューのとなりに“おつまみセット”なるもの・・。
誰かが「飲んじゃう?」
一瞬心揺らぎ皆で顔を見合わせましたが
「さすがにだめでしょー!」
そうですよねー。これから聞香ですから!
美味しいお昼とお茶で2時間たっぷりお喋りを楽しみました。
目的地へ京都御所沿いの丸太町通を歩いていると、
以前ヘア講座でお世話になった鶴さんのお店の前を通りました。
中をのぞくと鶴さんがいらしてご挨拶をしたところ、
きもの鶴←お店の前で写真を撮ってくださいました。
通りを曲がると一面に香りがたちこめ、
山田松香木店に着きました。
香木と天然香原の説明があります。
香道には、
・志野流(武家/質素)
・御家流(公家/華やか)
ふたつの流派があり、
こちらは志野流だそう。
その後、香室に移ります。
聞香とは、数種類の香木を組み合わせて
和歌や古典文学を愛でつつ香りの異同を当てるゲーム。
“聞く”と表現するのですね~。
香木の神秘的な香りを愛で、
聞くように静かに心を傾けるそう。なるほどー。
また香りを聞き分けるコツは、
・甘い・酸っぱい・辛い・苦い・塩辛い(鹹)” の五味で感じたり、
自分の好きな香りとイメージを結びつけると比較的分かり易いそうです。
答え合わせの瞬間。ドキドキ!
皆が点数があるのは稀だそう。
そして満点(玉)の子も!すごい~。
最後はとらやさんのお菓子とお抹茶で
和やかムード☆
奥深い香りの世界を堪能しました。
わくわくしっぱなしの一日でした。楽しかった~。
翌日は肩から腕から足腰まで体中筋肉痛!
姿勢や帯結びなど課題がいっぱいです。
by smughetto
| 2010-10-02 22:50
| 趣味・きもの